MinopuによるWharton MBA留学記

総合商社にてトレジャリーに配属され為替・デリバティブのトレーダーを経験後、不動産事業投資へ。国内のみならず、海外のJV・アセマネ会社の投資先管理、事業撤退、訴訟を経験したのち、Wharton MBAへ。

Q1

あっという間にQ1が終了。今期の授業は、ほぼFlexible CoreとCoreで埋まってしまっており、以下のようになっている。

Accelerated Accounting

Micro Economics

Corporate Finance

Statistics

Marketing

Writing

と盛りだくさんとなっており、Writingを除いて書く2コマ×1時間半の授業を受けている。

Accounting

Accountingの先生は、Disclosureをメインに企業がどのように会計仕訳を切り、どのようにDiscloseするかについて、説く授業。今期で受け持つのが最後ということもあり、あまりやる気はないし、最初の授業の時にも「このコースは厳しいので、ドロップしたかったら早めにすること」などどと脅しをかけてくる面もあるので、当初の評判は低空飛行。時折よくわからない比喩表現を使いつつも(FIFOとLIFOではなぜか、カバを例にとり説明。しかも、カバにはアレックスという名が)、面白くまたためになるような知識を詰め込んでくれる。ビュイックというアメ車が好きなのか、それをも例に出してくる。

なお、目の焦点はなぜか常に授業の中央の柱。

 

Micro Economics

39歳の若い教授(Featherstone)が実際にお金をかけたり、ゲームをしながらゲーム理論、基礎ミクロ教えてくれ、非常に人気が高い。また、ジョークも多く、スライドも丁寧で学生からは慕われている。

 

CorporateFinance

GS出身の教授がかなりtheoreticalな観点からCorporateFinanceを教えてくれるが、「このコースは厳しいので、ドロップしたかったら早めにすること」と、こちらもAccounting同様、脅しをかけてくること、Financeの発音がフィナンスだったり、学生からの評判は最初はイマイチだったが、徐々にキャラを踏まえ、好感度がアップ。

 

Statistics

ブラッドピット主演のMoney Ballが大好きな、小太りおじさんが教えてくれる統計だが、きわめてhighlevelな事象でしか教えてくれないこと、また野球の話が多く、男子学生からは人気があるが、女性、international studentからはまぁまぁな印象。

相当に私は苦手科目なので、重点的に勉強を進めている。が、まだわからない。

 

Marketing

教授は南アフリカ出身。最初はなまりもひどく、何を言っているのかさっぱりわからなかったが、USローカルに聞いても、わからないとのことだったので一安心してしまっていたが、徐々に慣れてきている。内容は5C、4Pなどのコンセプトをもとに、ケースをLearning Teamでレポートを書いたり、ディスカッションがメインのクラス。しかしながら、毎回のtakeawayが判断しづらく、学生からは不評。コンセプチュアルな内容が故、Quantitativeに分析をするMarketingが人気(Elective)な理由もうなずける。

 

Writing

international studentを中心に受講するライティングの授業。先生は英国出身の先生で、きわめて温和であるが故に生徒から舐められがち。宿題の日付を無理やりネゴられていたり、先生的な扱いを受けていないところは、学生としていかがなものかと思う一方、小さなことでもネゴしようとする姿勢には感服。

 

 

来週からは期末試験ではあるが、Fall Breakのため、みな町におらず基本的にはMexicoだったりPuertoricoに行っていたり三者三様。私は、Phillyの町で、ゆっくりとJOMOを味わう至福の時間。