MinopuによるWharton MBA留学記

総合商社にてトレジャリーに配属され為替・デリバティブのトレーダーを経験後、不動産事業投資へ。国内のみならず、海外のJV・アセマネ会社の投資先管理、事業撤退、訴訟を経験したのち、Wharton MBAへ。

MBA受験対策~GMAT編~

先日から、日本に一時帰国し年末年始を過ごしている中、偶然帝国ホテルの近くを通りがかり、「去年の今頃はまだGMATで苦しんでいたのだ。。」とふと思い出したので、参考になるかはわからないが、私がしたGMAT・GRE受験勉強について記載することとする。しかしながら、あくまでスコアが格段にいいわけではないので、あくまでご参考としてご笑覧頂く程度にとどめておいてほしい。

 

GMAT

Qualitative

マスアカだけでは、最近の試験傾向上点数が伸びないと思料するため、以下の資料を使用

-          J-Math

Quantで高得点を出すための、特に難易度の高い問題について丁寧に纏めてある問題集。4万円弱と高額ではあるものの、マスアカで不足している難易度の高い問題への対応が可能かと思料。

https://www.jmath.co.jp/

Verbal

-          E-GMAT

インド発祥のオンラインGMAT勉強サイト。シカゴ大学に受かった住友商事の方から教わった。下名は本資料でMathは勉強しなかったが、RC・SC・CRをビデオ(すべて英語)を通じて、概念を理解したうえで膨大な問題数を解いた。Priceも299㌦であったため、お得感はある。499㌦のコースだと点数アップ保証あり(50点)

https://e-gmat.com/

 

-          浜口塾

大阪・汐留に塾を構えるも、オンライン講義が安価なため有名な塾。全ての問題において、ビデオ解説があり、また本番に併せた36問の一式問題集が約30セット程(要追加コスト)用意されている。ビデオ解説と通塾の解説の差はほとんどないといわれているため、オンライン講義を受講。約10万円ほどであり、こちらもお得感がある。

但し、God Nakayama曰く、浜口塾オリジナル問題が紛れ込んでおり、本番とは違う要素があるため注意が必要。

-          OG (Official Guide)

全ての受験生が購入するであろうOfficial Guide。直近からオンラインに対応することとなり、購入した際の巻末にあるIDを入力することでPCを用いて、オンラインで問題を解くことができ、正答数、苦手な種類、時間等がデータで示されるため、対策も練りやすい。最後の方はひたすらにこちらを解くこととなった。出版年度による問題の差はほとんどないが、God Nakayamaに聞くと年度毎に異なる問題を教えてくれる。

 

-          Affinity

大手町にある塾であり、本店勤務者は通学しやすい。ロジカル英文法、RCとSCのコースを受講したが、すべてが1か月間で完結することと、約6万円前後という価格から受講の垣根が低い。RCについては、他の塾と比して極めて体系だって教えてくれるため、非常に参考となった。

https://www.affinity-english.com/

 

-          Agos

最初は「大衆的な塾だ」と斜に構えていたが、結論からすると役に立ったと思料。Agos基礎コースにて配布する、緑のGuide Bookは非常に良いと思料。SCについては、解く順番、また選択肢間の優劣の判断でき、心のよりどころとなる。また、白本と呼ばれる過去問集もある。

 

-          ミルトン宮崎(Meister)

5月と8月の2回にわたり、6~8名限定でブラジル人と日本人ハーフ?のミルトン宮崎によって開催される塾(5,8月以外はブラジルの有名大学の教授をしているらしい)。渋谷のマンションの一室で開催されるが、下名は直属の上司と事業投資先出向中で懇意にしている方がいらしたこともあり、入塾。しかしながら、初日からレベルの低さに驚き、最終的には費用対効果が最悪な投資となった。(5日間で50万円という高額)但し、人柄は良い。

http://www2.gol.com/users/meister/

 

-          Y.E.S(Yoshi English School)

先輩方も通われた上野にあるSCに特化した吉井先生が主宰する塾。吉井先生自体は、アフリカのホテルで皿洗いや数学の教授をしていた、常に筋肉マッチョなど変わった特徴がある。扱う問題が古い、等のご指摘があるがそれよりもスパルタな授業スタイルであり、一旦下名のように目を付けられると、授業中に愛のムチ(全生徒の前で叱咤)を受けることとなり、つらい思いをする可能性がある。

http://www.yes-05.com/

PREP

PREP(模擬試験)はOfficialのものだと6セット2回ずつしか受けられないため、GMATClub、Kaplan、Manhattan社のPREPを受講。GMAT ClubのPREPは、VerbalとMathで別れてそれぞれVerbal 9セット、Math26セットついており、過去問から出題されるので本番に近いGMATのイメージ(Interfaceも同じに仕上げてきていることもポイント高い)。Kaplan社のPREPは問題数も数千問あるほか、セット数も8セットと豊富。Manhattan PREPはMathの難易度が非常に高いので、本番よりもQuantパートの点数が2~3点程度下回るイメージ。裏技としては、Official のアカウントを2つ作成すると、PREPが 丸々2セット受けられることとなるが、後々カンニングと取られる可能性もあることから自己責任でお願いします。

https://gmatclub.com/tests-beta/?fl=menu

https://www.kaptest.com/gmat/practice/gmat-study-pack

https://www.manhattanprep.com/gmat/

GRE

Quantitative/Verbal

GREについては、GMATを一通り学習後に学習したため、Magooshのオンライン講座、ならびにManhattan PREPのFlash cardのみを用いて学習。

Quantitativeについては、GMATの比にならないほど簡易であり、GMATを一折学習した後の場合においては、ほとんど追加の勉強は必要ないかと思料。

一方、Verbalは長文読解と単語(意味)が問われるが、単語の難易度はGMATのVerbalをはるかに上回るため、市販の単語帳を用いてひたすらに記憶することが肝要。

https://gre.magoosh.com/

https://www.amazon.co.jp/Essential-Words-Manhattan-Strategy-Guides/dp/1935707892