MBA受験対策~TOEFL編~
先日GMAT/GREについて掲載したので、念のためTOEFLについても掲載したいと思う。TOEFLは学部の交換留学時代にも受験をしたが、回数としてはMBA対策として17回、学部時代にも相当回数を受験したため、ETS(TOEFL主催団体)から”Gold Membership”をもらえるのではと、密かに思っていた時期もありました。(まったくもって不名誉ですが)
TOEFL総論(MBA用)
- TOEFLについては、年々平均スコアが上がっている傾向にあり、105点で普通、110点でようやく競争力のあるスコアといえるという認識です。
- GMAT と違い、何回でも受験でき、最高得点だけを報告すれば良い試験であり、且つ各セクションの点数を上手く揃えることが難しいので、ネイティブクラスの英語力が無い限りは受験出来る限り何回でも受け続ける戦略が有効だと思います。(2019年8月よりMy Best Scoreという全セクションの最高点の合計をOfficial Scoreとできる制度が導入されるとのこと。これに関しての影響はまだオフィシャルに出ていないと思うので、未知数です。)
各セクション勉強法
Reading |
- TOEFL 英単語3800 - The Official Guide to the TOEFL iBT - Kao Man Fen 中国については、無料のStudy Materialも充実しておりKao Man Fenは、無料で過去問が受験できるようになっています。私ははほぼすべての問題を2周することで苦手意識をなくすようにしました(おおよそ100回分)。 |
Listening
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リスニングは、先天的・後天的な要素が幅広く影響をするパートであり、私の友人には全くメモを取らない人もいれば、大量にメモを取るパターンもいました。人それぞれが自分に能力値や好きな説き方のパターンを見つけることが大事だと理解しています。私自身は、わからない単語・エリアの出題がされたときに、気が遠くなる(集中力が切れる)傾向があったため、Readingで紹介した単語を覚えるほか、リスニング中は左手でヘッドホンを耳に抑えながら集中し、右手でメモを取るようにしていました(ある先輩から教わりました)。 ノートテイキングの際には、速記術とまではいかないが、いかにわかりやすいメモを取るかということにも意識をし、矢印・数字・単位などは自分がわかるが速記できるような記号や箇条書きでノートテイキングをしていました。 - Scientific America Appleのサービスである電子ラジオであるPod Castの一番組。極めて内容はTOEFLのリスニングに近い内容であり、Botany、Astronomyなどの内容について鍛えられ、時間も1~3分と程よい時間なので、何本かまとめてヒアリングすることが可能です。 - TOEFL Academy Listening 本番よりも、①長く、②内容も難しい、という地獄のようなテキストですが、こちらで耳が慣れるようになればかなり本番は強いと思います。 |
Speaking
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- E4TG 京橋に所在するDonald先生主催のSpeaking塾。他の学校には赴いたことがないが非常に参考になりました。1週間に一度、1回3時間程度6~7人のチームでトレーニングを実施しています。教えられる内容は極めてシンプルで、米国のプレゼンテーションでよく重視されるSTAR(Situation, Task, Action, Result)を大切にするということのみですが、受験仲間も増えます。エッセンスを理解すれば、23~24点が取れるという認識です。 |
Writing |
- Michael Jackを使われている方が多いようだが、私はMichaelをTOEFL受験期に活用。彼は1本1000円という破格のプライスでTOEFLのEssayを修正してくれるほか、Webpage上にTemplateを用意してくれているので参考になります。このTemplateを覚えれば、ケアレスミスも減りスコアが上昇すると思います(TOEFLのスコアはまず、コンピュータが採点し、そのあと手動での採点となるが、コンピュータでの採点はケアレスミスを採点するため)。 私は、このテンプレで100wordsは稼ぎ、残りの350wordsを時制・三単現のSなどに注意しながら書き上げ、数字を積み上げていきました。 https://www.toeflresources.com/writing-section
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