Self Quarantine ~リモートワークについて~
~街の様子~
先週から、米国籍の人は国外に出ることもままならなくなったり、EU/日本からの旅行者は2週間のSelf-Quarantineが必須にもなり、米国内の移動についても簡単にはできない日々が続いています。フィラデルフィアも先週から、日用品の買い物/テイクアウト以外は外出禁止令が出され、家に引きこもりの状況が続いています。掲載している写真は、街の写真なのですが人もほとんど歩いておりません。Trader Joesも一人2~3フィートあけて入店に並ぶことになっており、開店前から行列ができています。
また、”お店に入っても青枠の中には入らないでね”という印が引かれていたり(実際には私の手の長さでは届かないので結局意味がなかった)、ピリピリしたムードは感じます。日本は花見のシーズンも相まって外出を通常通りにできているほど落ち着いているのは、正直米国にいる身からすると驚きですが、予防意識の高さや情報統制されているからなのでしょうか。
同級生とはHousepartyというアプリで複数人と電話したりしています。(夜はアプリ経由、デジタル飲み会をしている人もいるようですが、商社出身ながら自分からはあまり飲まないので…)一部の留学生は日本人も含めて帰国している人が増え始め、来年は1年間スキップしようかな、と真剣に考え始めている人もいます。(記憶では起業などの理由があれば、3年程度Whartonは間をあけてもいいというシステムになっています)
~MBA生活においてのリモートワーク~
授業もBlueJeansというZoomのようなソフトを利用し、本日から授業が開始されました。がっつりコールドコールもあり、全員カメラオンなのであくびをしているとすぐにバレるところは、通常授業よりも人目を気にする必要があります。笑
なお、会社と同じでITリテラシーの高い教授と低い教授とで、授業の進行に差が出ているのは残念なところですが、徐々に慣れていくと信じたいです。。前回のブログでもお話しした、ACCT747のProf.Busheeはわざわざビデオまで作成し、本当にわかりやすいことこの上ないので、学生としては助かります。
実際に、リモートでの生活が始まると、いかに人と接することが自分の価値観や生活の一部として貴重なことかと実感させられます。前職では、自分の作業中に上司や同僚から話しかけられると作業が停止したり、効率が落ちると感じたりすることもあり、一人で会議室に籠って作業することもありました。実際に一部の作業がリモートとなると、作業自体は捗るのかもしれません。
しかし、MBAというネットワークだったり、友人関係だったりを構築することも目的の一つである場合、物的隔離というのはそのまま社会的にも隔離させることにもなりかねず、意識してコミュニケーションをとる必要があることを身をもって感じます(実際、海外で一人で家に一日籠っていると気づいたら夕方になっていることが、ままあり「俺何してんだっけ」と後悔する日が続いています)。
そんな私宛にリモートワークをするうえで留意する点について、素晴らしい記事が共有されたので抜粋して、お伝えしたいと思います。
- 自分が集中できるスペースを確保すること
- そのスペースは、整理されており普段の生活とは切り離された存在であること(現実的には現在は無理なのですが…)
- 自分のカレンダー上で仕事(勉強)をする時間を決め、メリハリをつけること
- 日々の習慣付をすること(朝起きる、夜は何時に寝るetc)
- チーム/クライアントとはオープンにコミュニケーションの頻度を上げ会話すること。時にはチームメンバーとUnofficialな会話もすること
- メールに頼りすぎず、電話やビデオというテクノロジーをembraceすること
まったりと、この生活に慣れていけるように上記6か条を守っていくべく、まずは
1)料理をしっかりする、2)運動するということで、デザート(主にケーキ)に挑戦したり、同級生に教わった3分腹筋をとりあえず実施しております。
(ご参考)韓国式腹筋動画