MinopuによるWharton MBA留学記

総合商社にてトレジャリーに配属され為替・デリバティブのトレーダーを経験後、不動産事業投資へ。国内のみならず、海外のJV・アセマネ会社の投資先管理、事業撤退、訴訟を経験したのち、Wharton MBAへ。

ありのままの生活~Wharton Online へ移行~

学業面での変化

ついに、coronavirusの影響を受けて、Whartonも他校に漏れずOnlineでの講義が来週から開始となります。当初StanfordやHarvardなど他校に比べると、若干緩やかな対応をしていたWhartonですが、世間体、拡散のスピードに鑑みてOnlineへの移行が出状されました。

新しく、

Epidemics, Natural Disasters, and Geopolitics: Managing Global Business and Financial Uncertainty

という授業が開講されたり、米国での教育機関の対応の柔軟性には驚かされました(教授陣は錚々たるメンバー)。残念ながら、日本では一律休校、自宅待機/学習(オンライン教材なし?)という状況だと聞いておりますが、これを機に教育面でも、また仕事面でも変化の起きるのではないかとみています。

 

生活面での変化

学部生はMBAの学生よりも厳しく、On campusに住んでいる学生については、一律退去、Off Campusに住む学生も強く退去を推奨されています。一方のMBAについては、退去までは求められていませんが、臨時休校が1週間与えられ、その間にOnlineへの移行手続きが取られ、来週以降は自室等でのZoomまたはBlueJeansを通じての授業参加となります。

 

残念ながら、学校側から出状されるメールにおける留学生の扱いについては、かなりあいまいな書かれ方をしており、"highly recommend to leave but not force"というようなトーンで、学生の間では取り合えず出て行ってほしいということか、などの不安の声が上がっています。私の友人も一人インドに来週帰国することになってしまい、個人的には想定よりも重く、受け止められるべき状況になってきたと感じる次第です。

 

街を歩いていた際には、"Coronavirus”と声を掛けられることも一度はありました(彼女とは、次言われたらジョークで「う〇こ!」って返そう、と話しています)。物騒な世の中ですが、”前向き”にいきたいと友人とは話しています。

 

来週以降は、実際に授業を受けてみての感想について書いてみたいと思います。