最近のStretch Experience~大学生に混ざっての水球~
今期は、Accademic>Social>RecruitingというPriorityに設定しておりますが、そこに平行してHealthという観点(普通に太って、体つきがロバートの秋山みたいになっている)から、水泳を始めるべく学校のプールに行きました。
そこで、Sauna上がりの私は偶然、Real Estate Clubで一緒のKevinに出くわしたところ、
”おまえ、Waterpolo興味ないか?"
”(Water poloってなんだよ。。)痩せるならやるよ”
”じゃあ、次の木曜日に練習だからここ集合な!”
ということで、Water poloの練習に出ることになったものの、Waterpoloがそもそも何かわからなかったので、帰り道すがら検索したところ水球だったことが判明。同級生で水球やってる人って程よい脂肪に加え、凄まじいスタミナを持っていたイメージがあったので、無理だなと思っていたのですが、誘われるうちが花なので物は試しでやってみることに。
~練習前日~
”あ、ごめん練習だと思ったら試合だったわ。でも相手Drexelで弱いからいけるよ”
…いや、いけないよ。
昨日YoutubeでWater polo101を見ていたレベルだし、ルールも知らんし。
~当日~
30分の事前練習と、軽いルールのブリーフィングを受けて試合に出場。
開始10分で両足を攣り戦力離脱。
当日行くまでは知らなかったのですがMBAは2人だけで、ほとんどがUndergraduateでした。人種的にもアジア人は私だけという異様な空気感ではありますが、皆人間ができているのか、温かくおじさんを迎え入れてくれているので今のところ1か月程度は継続できており、この間はMaster's(おそらくゴルフのマスターズのような昔活躍していた人達が参加するリーグ)にも参加させてもらい、それなりに楽しんでいます(ほぼ溺れていますが)。
Undergraduateと話すと、彼らの中にはPre-Med(医学部)、Pre-Law、Armyから奨学金をもらって学校に来ている生徒、アメリカから出たことがない学生、など様々ですし、就職活動のし烈さ(1年生からインターンをHedge FundやInvestment Bankingで実施)、学費の高さ(大体年間40k以上)、といったことも改めて聞け、今後自分がどこで働くか。どういう教育を子供ができたら、オプションとして与えられるか。といったことを考える良いきっかけとなっています。
この様な機会をくれたKevinにも感謝しつつ、Fitしていければと思います。
PS ブーメラン型のクラブオリジナル水球パンツをもらえることになりそうなのですが、まだロバートなので、しばらくは普通の水着パンツで行くことになりそうです。
3Qの履修状況~会計不正を見抜こう~
気づいたら、あっという間に第3Qも終わりに差し掛かっています。今期の履修科目としては、
FNCE 613 (Macro Economics)
ACCT 747(Disclosure Analysis)
MGMT611(Managing Established Enterprise)
FAP(Field Application Program)
となっており、全体的にほぼElective Coreで固めていることに変わりはありません。
履修している授業ではDisclosure Analysisの授業はとにかくおすすめです。
①授業内容が面白い。
具体的には、10Kや10Qといった公表された財務諸表から、”いかに不正を見抜くか”をテーマにいろいろな手法を習います。
初回の授業では”統計学上顔の縦と横の比率をとった際に、横広の人の方が不正をしやすい。なぜなら特殊なホルモンが出ているからだ”といった、論文の紹介から始まり、SECやAuditorが使う着目するポイントー例えばExpense Manipulationであれば、
ーCapitalization vs recognize expenseどちらで計上するか
ーDepreciation&Amortizationの期間
ーReserve Accounts(Bad Debt Expenseの見積もり方)
ーDelaying Writeoff(Inventory, Goodwill)
といったポイントに着目し、授業でも実際の会社のケースを使ってAnalyzeしていきます。
②教授が面白い
Prof.BusheeはWhartonの入学前に履修する基礎Accounting の授業を教えるビデオに出演をしておりほぼWharton生であれば知っている教授です。(このビデオもそもそもよく趣向が凝らされていて面白いので、ぜひお暇な人はどうぞ。ちなみに、年間3億円ほどの売り上げ貢献をしているようです。https://ja.coursera.org/learn/wharton-accounting)
授業中に歌を歌いながらモデルを一緒に解いたり、ランチでもふざけた話ができたり、素晴らしい人間性を兼ね備えた教授だなと感心します。
もちろん真面目な面もあり、Office Hourに訪ねた際に、
”なぜ米国企業は中期経営計画を発表しないのか。なぜ短期(1年が主)だけなのか”
といった質問をぶつけた際には、
”そもそもコミットをするという行為自体が、会計不正の温床になりうるので好ましくないと考えていることが1点。加えて、最近では1年という短期間での結果責任を持つことも、不正をするincentiveがなされる可能性が高まるので好ましくないと考えられており、むしろ、Googleなどは予測自体を出さないと昨年決めた”
(=社内で不正が行われたことを察知/気配があったことのindication)
など、新しいことも教えてくれ学びも多いので、個人的には今後もお付き合いしたいなと思っています。
MBA受験対策~GMAT編~
先日から、日本に一時帰国し年末年始を過ごしている中、偶然帝国ホテルの近くを通りがかり、「去年の今頃はまだGMATで苦しんでいたのだ。。」とふと思い出したので、参考になるかはわからないが、私がしたGMAT・GRE受験勉強について記載することとする。しかしながら、あくまでスコアが格段にいいわけではないので、あくまでご参考としてご笑覧頂く程度にとどめておいてほしい。
GMAT
Qualitative |
マスアカだけでは、最近の試験傾向上点数が伸びないと思料するため、以下の資料を使用 - J-Math Quantで高得点を出すための、特に難易度の高い問題について丁寧に纏めてある問題集。4万円弱と高額ではあるものの、マスアカで不足している難易度の高い問題への対応が可能かと思料。 |
Verbal |
- E-GMAT インド発祥のオンラインGMAT勉強サイト。シカゴ大学に受かった住友商事の方から教わった。下名は本資料でMathは勉強しなかったが、RC・SC・CRをビデオ(すべて英語)を通じて、概念を理解したうえで膨大な問題数を解いた。Priceも299㌦であったため、お得感はある。499㌦のコースだと点数アップ保証あり(50点)
- 浜口塾 大阪・汐留に塾を構えるも、オンライン講義が安価なため有名な塾。全ての問題において、ビデオ解説があり、また本番に併せた36問の一式問題集が約30セット程(要追加コスト)用意されている。ビデオ解説と通塾の解説の差はほとんどないといわれているため、オンライン講義を受講。約10万円ほどであり、こちらもお得感がある。 但し、God Nakayama曰く、浜口塾オリジナル問題が紛れ込んでおり、本番とは違う要素があるため注意が必要。 - OG (Official Guide) 全ての受験生が購入するであろうOfficial Guide。直近からオンラインに対応することとなり、購入した際の巻末にあるIDを入力することでPCを用いて、オンラインで問題を解くことができ、正答数、苦手な種類、時間等がデータで示されるため、対策も練りやすい。最後の方はひたすらにこちらを解くこととなった。出版年度による問題の差はほとんどないが、God Nakayamaに聞くと年度毎に異なる問題を教えてくれる。
- Affinity 大手町にある塾であり、本店勤務者は通学しやすい。ロジカル英文法、RCとSCのコースを受講したが、すべてが1か月間で完結することと、約6万円前後という価格から受講の垣根が低い。RCについては、他の塾と比して極めて体系だって教えてくれるため、非常に参考となった。 https://www.affinity-english.com/
- Agos 最初は「大衆的な塾だ」と斜に構えていたが、結論からすると役に立ったと思料。Agos基礎コースにて配布する、緑のGuide Bookは非常に良いと思料。SCについては、解く順番、また選択肢間の優劣の判断でき、心のよりどころとなる。また、白本と呼ばれる過去問集もある。
- ミルトン宮崎(Meister) 5月と8月の2回にわたり、6~8名限定でブラジル人と日本人ハーフ?のミルトン宮崎によって開催される塾(5,8月以外はブラジルの有名大学の教授をしているらしい)。渋谷のマンションの一室で開催されるが、下名は直属の上司と事業投資先出向中で懇意にしている方がいらしたこともあり、入塾。しかしながら、初日からレベルの低さに驚き、最終的には費用対効果が最悪な投資となった。(5日間で50万円という高額)但し、人柄は良い。 http://www2.gol.com/users/meister/
- Y.E.S(Yoshi English School) 先輩方も通われた上野にあるSCに特化した吉井先生が主宰する塾。吉井先生自体は、アフリカのホテルで皿洗いや数学の教授をしていた、常に筋肉マッチョなど変わった特徴がある。扱う問題が古い、等のご指摘があるがそれよりもスパルタな授業スタイルであり、一旦下名のように目を付けられると、授業中に愛のムチ(全生徒の前で叱咤)を受けることとなり、つらい思いをする可能性がある。 |
PREP |
PREP(模擬試験)はOfficialのものだと6セット2回ずつしか受けられないため、GMATClub、Kaplan、Manhattan社のPREPを受講。GMAT ClubのPREPは、VerbalとMathで別れてそれぞれVerbal 9セット、Math26セットついており、過去問から出題されるので本番に近いGMATのイメージ(Interfaceも同じに仕上げてきていることもポイント高い)。Kaplan社のPREPは問題数も数千問あるほか、セット数も8セットと豊富。Manhattan PREPはMathの難易度が非常に高いので、本番よりもQuantパートの点数が2~3点程度下回るイメージ。裏技としては、Official のアカウントを2つ作成すると、PREPが 丸々2セット受けられることとなるが、後々カンニングと取られる可能性もあることから自己責任でお願いします。 https://gmatclub.com/tests-beta/?fl=menu |
GRE
Quantitative/Verbal |
GREについては、GMATを一通り学習後に学習したため、Magooshのオンライン講座、ならびにManhattan PREPのFlash cardのみを用いて学習。 Quantitativeについては、GMATの比にならないほど簡易であり、GMATを一折学習した後の場合においては、ほとんど追加の勉強は必要ないかと思料。 一方、Verbalは長文読解と単語(意味)が問われるが、単語の難易度はGMATのVerbalをはるかに上回るため、市販の単語帳を用いてひたすらに記憶することが肝要。 https://www.amazon.co.jp/Essential-Words-Manhattan-Strategy-Guides/dp/1935707892 |
Family/OKRとは?
趣向の変わった投稿にはなるが、気づくところと思うところがあったので残しておくことにしたい。
MBA、というよりかは米国での生活を通じて意識させられたこととしては、”家族の在り方”である。(ここに記載するのは、あくまで私の家族との比較であるし、こちらの現地学生の数例を基に記載するものであるのですべての人に適用されるものではないと思う。)
コミュニケーションの頻度
- こちらの学生の家族とのコミュニケーションの頻度の高さに驚かされる。毎朝、そして夕方の通学タイムは必ず家族との会話に充てるという人もいれば、Atlantaにいる両親のもとに3連休があれば必ず帰る人もいたり、家族という存在が友達というレベルとは完全に切り離され、むしろ上位概念として存在していることが興味深かった。私の場合は、”常に会話せずともわかるでしょう”という存在が家族ととらえていたが、むしろあえて頻繁にコミュニケーションをとり、親密度を高めていることは驚いた。
- 家族ぐるみのディナーやランチがフィラデルフィアでなされることもあり、友人を呼ぶことも珍しくないものの、たまに呼んでくれる機会があった際は、素直に嬉しいと感じるものでした。
常に存在に感謝する
- Thanksgivingはコロンビアの旅行明けで、少しリラックスしたいこともあったことからPhiladelphiaに残り、まったりと過ごしていたところ、友人からThanksgiivingのディナーに呼んでもらいました。Internatinal Studentを除くほぼすべての学生が帰省している事実も衝撃だが、残っていた学生で集まった際にも家族に感謝をするというコメントをしている人も少なからず見られました。
ある友人の話
そんな中、米国にいる数少ない旧友の一人の家族の容体が思わしくないということから、LAに急遽会いに行くことにしたのが今週。
彼は家族に最高の治療を受けさせるために、米国に家族を呼び、交代交代で病院に寝泊まり、そして自分自身は仕事を辞めコンサル・アドバイザー業務に半年間集中する生活を送っていることを知り、家族の存在の位置づけについて今一度考えさせる瞬間でもありました。自分も、祖父が入院した際には、仕事はやめていないものの、病院に寝泊まりする生活を送っていたことを思い出し、自分は何かを家族に還元できているか、還元できるだけの余裕があるか。と考えていました。
OKR…?
そんなさなか、友人から”お前はOKRを作っているのか?”と言われ、何もわからずとまっていた私に対して”MBAは本当に生活に必要なことは何も教えないのだな”と皮肉交じりに教わったのがObjective Key Result(略してOKR)でした。通常は、FacebookやgoogleがProduct Managementの一環で設定するもので、Objective(例えば、Grow yoruself)を設定し、そのObjectiveを達成するための、Key Result(例えば見識を広めるために5か国旅行する、毎日ブログを書くetc)を書き出す作業のことのようです。業務上KPIを設定し、評価されることはあっても、自分のプライベート面で設定したことはなかったため、目から鱗が落ちたような経験でした。
彼は、隔週で自分のOKRに対して5点満点で自分に評点を下し、常にパフォーマンスや成長についてモニタリングしているようで、どんなことがあっても一年間は目標は変えないため20-30時間かけてこのOKRを設定するようでした。
私も、初の体験でしたが、自分のOKRを設定するなかで、”Healhty Family"をObjectiveに掲げることに決め、現在Key Resultについて考えている次第です。
以下は大谷翔平のOKRシートが見つかりましたので、参考までに。
1st Semester終了~Academic編とちょっとRecruiting編~
1st Semesterが12月頭から12月中旬まで続いた期末試験の終わりと共に終了しました。気づいたらあっという間に2Quaterが終了し、4分の1がすでに終わってしまったことを意味しており、時間の早さに驚いているところです。
今期、勝手にWrap up。なお、Recruiting編は、来年が本格始動なので、今回は割愛することとします。
Academic
総論:(当然だが)学生とはいえ、Academicに対するPriorityは人それぞれ。
- Q1については、Social、Recruitingもそこまで本格的に開始していないため、Academicに全力を注ぎ、平均点も90%台が頻発する。しかしながら、Q2が始まり、Whartonとして正式にRecruitingが認められると、人によって優先順位が明白に別れ、Recruiting, Social, or other>Academic の構図となる。
- 残念なことではあるが、現実としては全く授業で見ないクラスメートがちらほら見られるようになり、久しぶりの再会が試験という結果になってしまうこともある。
- 具体的には、Investment Bankingを志望する学生は、ほぼ週3日程度の頻度でニューヨークに通い、Coffee Chatを繰り返し、志望するBankingの人といかに深いネットワークを構築し、Invite onlyのイベントや、Interviewに呼んでもらえるかが鍵となり、キャンパスから姿を消していた。
- また、コンサル志望の学生についても、Caseと呼ばれる仮想会社の課題に対し、どのような課題があり、どの時間軸で、どのように課題を解決するか。というケース面接に向け、Mock Interviewを重ねることに時間をおいている。毎日のように、”ケース何個やった?””誰とケースした?”という会話が繰り広げられ、コンサル業界を志望しない学生に対するPeer Pressureとなっており、全体的にキャンパス全体の雰囲気が落ち込む。
- WhartonはLBS等と同じく成績についてはNon Disclosure Policyを採用しており、会社から学校側に求められたとしても成績を開示する義務はなく、学生が自主的に開示しない限りにおいては成績が外部に漏れることはない。このPolicyがMBA生をAcademicにMotivateしないのでは。という議論も毎年起きているが、27-30歳代の社会人経験を経た成人が200kドル以上の学費、そして機会費用(弁護士となると1milドルを超えるようだが)を払ってきているので学生の自主性に任せるという点では、個人的には良いと思っている。なお、私の成績は平均付近を科目によるが、ウロチョロしている程度であり、Academicには重きを置いていなかった分、相応であったと思う。
授業に関する結論:授業内容も大切だが、Deliveryはより重要(教授次第..?)
- Core Course/Elective Courseを修得。Coreとしては、MGMT610(Leadership)から始まり、Marketing、Statsitics、Micro Economics、Accelerated Accountingが終了。各授業の簡単な印象を述べると、、
- MarketingはCaseを活用した授業構成であったが、定性的な側面からのアプローチが多く、”結局リーダーになった際にどのような意思決定がベストなのか?”、”意思決定の判断軸は?”という点が明らかにならないまま終わってしまい、個人的には不完全燃焼。来期、Elective CoreとしてMarketing Simulationという授業を通じて、Marketingの施策を仮想会社上のシミュレーションゲームを通じて判断力を高めることを目標としたい。
- Statsticsについては、Associationから始まり、最後はMulti Regression Analysisまでを習得。教授も最初の方はMoney Ball(映画)のネタを用いながら授業を進め、面白かったのだが途中から理論とネタとの乖離が始まってしまい、こちらも理論と実社会での繋がりを見出せず悶々としていた。ただし、この授業に関しては不満を持つ複数の学生が、途中から”この教授の教え方については抗議する”ということで、露骨に低いValuationを付けたりする運動もあり、学生と教授との関係が日本のそれとは違うことが垣間見えた。一方、授業の構成、進め方については学期中にフィードバックがなければ改善が間に合わないこと、来年度以降履修する学生が基本的にはいない(留年しない限り)、ことから果たしてどの程度効果があるのかは疑問。
- Micro Economics,Accelerated Accountingについては極めて授業の出席率も皆高く、学びが多かった授業の一つだった。Microについては、需要供給曲線の説明から始まり、最後は独占・寡占市場における最適選択、ゲーム理論を学んだが、①実例を用いながら、CEOの経営判断を理論に落とし込むこと、②教授がAssistant Profだったこともあり、年齢も若く学生の目線に立ち、フランクな雰囲気で授業を進めていたことが高い参加率、学生の学習意欲を掻き立てていた。
- 来期以降は、ほぼ自分の好きな科目(Real Estate investment, Analysis of Financial Statementなど)を履修予定なので、Academic面に少しリソースを割くことを意識したい。
Stock Pitch
先週は、University of Virginia Dardenに赴き、University Virginia Investment Committee主催のStock Pitch Competitionに参加してきました。
そもそもどうやって出場したの?
プロセスとしては、Wharton内でのStock Pitchコンペにチーム(3人)で出場したのち、順位がよかった順に、次に各大学で開催されるStock Pitchコンペの場所を選ぶことになっていました。私たちのチームは、ほかの2人の力もあり、13チーム中4-7位のポジションだったため、期待通りUVICのコンペに出場してきました。(ほかにはColumbia,Kellogg, Cornell等ありました)
コンペティションって?
Recruiting関連のClubに属すると、このようなCompetitionが定期的に開催され、Job Switcherがチャレンジしやすい(レジュメにも書ける)環境を提供してくれています。具体的には、WhartonではPE/VC Club、Distressed investment Club、Real Estate Club、そしてInvestment Management Clubが開催しています。
どんなメンバー?
今回は、前回のWharton内のStock Pitchと同じメンバーでした。具体的には、二人ともアメリカ人で一人はシアトルのIM、もう一人はニューヨークのPE出身というメンバー。締め切り数時間前に主催者側にランダムに選んでもらったメンバーでしたが、最終的には素晴らしいメンバーでした。
ただし、最後に行きつくまでには相当な苦労を伴い、胃が痛くなる日も結構頻発しました。。
苦労した点は?
ースケジュール調整が困難
ー優先度のばらつき
ー第二言語で人を説得することの難しさ
何を当たり前のことを、とおっしゃるかもしれませんがMBA学生にとって、スケジュール調整は果てしなく困難なパートです。個人的には、実際のコンペ前に何度かあつまりたかったのですが、インターン採用活動、授業の合間を縫って結局会えたのは2回でした(2週間で)。2点目でも挙げていますが、人によってこのCompetitionに対する優先度が全く異なるので、初回のミーティングでもMGMT610で培った、Brain Stormingを各自で行ってから集合する。というコンセプトを応用してみたかったのですが、かなわず。
やはりMBAという完全にフラットな組織において、プロジェクトを推進することの難しさを感じた次第です。
また、実際のコンペでは10分プレゼンののち、15分質問タイムという構成でしたが、
プレゼンは自らがアサインしたところは説明できても、後半の質問タイムでは全く貢献できず、自らの英語・理解力のなさに愕然とし、気持ちあらたに迎えた次第です。
結果
実際のプレゼンは、初戦敗退しFinalistにはなれませんでしたが、英語でプロに説明をする機会、アメリカ人とのチームワーク経験、投資に対する考え方、など学びも多く、非常に良い経験ができたので引き続き前向きに進んでいこうと思います。
次回は、Stock Pitchで考えるべきポイントについてまとめていこうと思っています。
就職活動@米国
Q1が先週終了し、Q2が今秋からスタート。Q2からは、Marketingが終了したため、追加でOperation、Presentationの授業が加わり、以下のような時間割となった。
Q1に比べると、Marketingが減った分余裕が出ている、かつ午前中に集中しているため午後は自由時間に使えるような時間割。しかしながら、以下のように予定はすさまじい勢いで詰まっている。自らのタイムマネジメントに磨きをかけなければならないQ2となる。
米国での就職活動事情
10月21日をもって、Whartonもrecuruitingシーズンが解禁となった。米国のRecuruitingには2種類あり、Mature RecruitingとEnterprise Recuruitingが存在する。Mature Recruitingとは、コンサルティング、IBD、General Management(製造業)、IM(Investment Management)に代表される、大企業やある程度プログラムがモジュール化されている業界が行うリクルーティングのことを指すようで、本邦企業と同じく、数回の面接を経て、サマーインターンシップ内定という流れになっている。また、Whartonまで来訪して面接やEIS(Employee Information Session)がなされることも特徴。
一方、Enterprise Recruitingについては、PE/VC、Tech、StartupといったWhartonには来ない企業に対して、学生の方から一方的にLove Callをし続けるタイプの就職活動のことを指す模様。こちらについては、各就職活動系クラブ(Professional Club)のメーリングリスト、学校から提供される求人募集、人づて、Linkedinなど様々な手段を通じてCVを大量に送り付けるという必要がある。また、内定が決まるのも夏休みの手前ギリギリまで出ないところが多いため、なかなかにストレスフルな模様。
クラブ活動
転職活動の観点から、クラブ活動のLeadership positionをとること、pitchコンテストに出場することをWhartonの学生は重視している(正直、そこまでみるのかと思うが)。多分に漏れず、とりあえず物は試しということで、応募したところJapan Club、Asia Club、Real Estate ClubのVPポジションをそれぞれ獲得。また、IM(Investment Management)クラブが主催するStock Pitch コンテストに参加し、友人の手助けもあり何とか4位にてフィニッシュし、次回はU of Virginiaへの遠征が決まった。
自分のインターン活動
私については、過去のバックグラウンドを照らし合わせ、Real Estate、PE、GM、IM(IMはストレッチエリア)を見ているが、そろそろ業界も絞らなければ体一つでは足りない状況。この状況に鑑み、かつて所属していた会社とのパートナー関係にあった会社でCFOを長らく務めていたProf Nakaharaと個人的に面談。30分のところ、1時間も時間を割いてくれ、いろいろと話をしてみた。
彼とは、正直Real Estateが好きかどうかわからないので、どの業界に絞っていいかもわからない。というかなりハイレベルの質問を投げかけたところ、以下のような質問のやり取りがあった。